マッサージ・整体・ストレッチは何が違う?どれが良いかではなく、目的が違うだけです
更新日:10月17日
はじめまして。
「好きなことを続ける身体ラボ」を運営しているゆかりです。
登山やバレーボールなど、好きなことを長く楽しむためには、
身体のメンテナンスが欠かせません。
このブログでは、ストレッチトレーナーとしての知識と、私自身の体験をもとに、
動きやすい身体づくりのヒントを発信しています。
マッサージや整体と、何が違うの?
ここ数年で、ストレッチ専門店がずいぶん増えました。
駅前で看板を見かけた、という方も多いと思います。
実際に「どんなことをするのか試しに」という理由でお越しになる方もいらっしゃいます。
マッサージや整体との違いは、なんとなく分かっているという方が多い印象です。
ただ、改めて整理する機会は、あまりないのではないでしょうか。
先にお伝えしておくと、
どれが優れているという話ではありません。目的が違うだけです。
この記事では、3つの違いと、ご自分がどれに向いているかをお伝えします。
こんなお悩みありませんか?
身体が疲れているけれど、どこに行けばいいのか分からない
マッサージに通っているが、その場だけで戻ってしまう気がする
整体とストレッチ、何が違うのか分からない
運動のパフォーマンスを上げたい
1つでも当てはまる方は、最後まで読んでみてください。
選択肢は、だいたいこの3つです
身体をなんとかしたいと思ったとき、思い浮かぶのはマッサージ、整体、
ストレッチ専門店あたりだと思います。
その前に、1つだけ正直にお伝えしておきます。
整体も、ストレッチ専門店も、国家資格ではありません。 民間の資格か、
資格がなくても始められる領域です。
私が持っているCBSTという資格も、民間のものです。
国家資格にあたるのは、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、はり師・きゅう師です。
養成施設で学んだうえで、国家試験に合格した方が持っています。
ですので、どこが信頼できるかを資格だけで決めるのは難しいと思います。
何をするところなのかを知ったうえで、
ご自分の目的に合うところを選んでいただくのが一番です。
マッサージ・整体・ストレッチ、それぞれの特徴

マッサージ|気持ち良さでゆるめる
マッサージと一口に言っても、国家資格のあん摩マッサージ指圧師による施術と、
リラクゼーションを目的としたお店とでは、少し違います。
ここでお話しするのは、後者のイメージです。
手で筋肉に圧をかけて、力みをゆるめていくもの。
痛みを与えるものではなく、
気持ち良さでリラックスしていただくことが目的だと思います。
気持ちが良いと副交感神経(ふくこうかんしんけい/身体を休ませる方の神経)が優位になる、
と言われています。
正直にお伝えすると、私自身はマッサージにはほとんど行きません。
ですのでここは、専門の方の説明を調べたうえで書いています。
整体|骨格や骨盤のバランスを見る
整体は、骨格や骨盤のバランスを見ながら、筋肉をほぐしていくものとされています。
姿勢のゆがみを整えることを目的に掲げているお店が多いようです。
産後の骨盤、猫背、巻き肩、O脚などを看板に出しているところもあります。
ただ、「整体」という名前は法律で守られていません。
そのため、お店によって中身の差がとても大きいのが実情のようです。
ストレッチ|柔軟性と可動域を変える
ストレッチは、筋肉そのものの柔軟性を高めるものです。
筋肉が伸びるようになると血行が促され、凝りや力みがほぐれていきます。
そしてもう1つ。
筋肉だけでなく、関節を動かすことで関節の柔軟性も高めていきます。
パーソナルストレッチでは、
トレーナーがお客様の関節を動かしながら筋肉を伸ばします。
手で圧をかける「点」ではなく、関節ごと動かす「面」のアプローチです。

ただし、筋肉を伸ばすものなので、部位や人によっては痛みを感じることがあります。
完全なリラクゼーションとは、少し違います。
目的は、怪我の予防、運動のパフォーマンスの向上、
そして日常生活で筋肉が硬くなることで起こる不調を和らげることです。
よくある勘違い|「どれが一番効くのか」を探してしまうこと
3つとも「身体をほぐすもの」とひとくくりにされがちです。
ですので「どれが一番効くんだろう」と探してしまう方が多いように思います。
でも、ほぐす対象も、目指しているものも違います。
比べるものではなく、目的で選ぶものです。
ひとつ補足しておきます。
「可動域が広がるのはストレッチだけ」ではありません。
マッサージについても、肩こりへの有用性を示した文献評価があります。
施術の時間が長いほど、肩こりの自覚や筋肉の硬さ、
首を横に倒したときの可動域の改善が大きく、長く続く可能性があるという報告です。
ですので違いは「可動域が変わるかどうか」ではなく、何を目的に、どういうやり方で行うかだと考えています。
向いているのはこんな方です
マッサージ … 癒されたい、とにかくリラックスしたい
整体 … 姿勢やゆがみが気になる
ストレッチ … 可動域を広げたい、怪我を予防したい、運動のパフォーマンスを上げたい、身体の硬さからくる不調を減らしたい
そのうえで、正直にお伝えしておきたいことがあります。
ダイエットが目的なら、ストレッチではないと思います。 多少は変わるかもしれませんが、
しっかり減量したい場合は、運動を増やすか食事を見直す方が、ずっと近道です。
とにかく癒されたいという方も、マッサージ店の方が満足度が高いはずです。
ストレッチは多少の痛みを伴うので、リラクゼーションという点ではかないません。
それから、しびれや強い痛み、発熱があるときは、
施術よりも先に医療機関を受診してください。
可動域が広がると、こういうことが変わります
柔軟性が上がりますと言われても、それで何が変わるのかは分かりにくいと思います。
実際にお客様に起きたことをお伝えします。
それぞれが取り組んでいるスポーツで、動きの制限が減り、思い切り動けるようになったという変化が多いです。
可動域が広がったことと、痛みが減ったことの両方が関係していると思います。
クライミングをされる方で、足が楽に上がるようになった
ゴルフのスイングがしやすくなった
バレーボールでスパイクを打つときに、肩の痛みが減った
身体が硬いままだと、動かしたい方向に動かせません。
その状態で無理に動かそうとするので、別の場所に負担がかかります。
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私の考え
マッサージや整体に通っていたけれど変わらなくて、という理由でお越しになる方は、
たまにいらっしゃいます。
ただ、そのまま継続して通われる方は、多くはありません。
以前、両方を使い分けている方がいらっしゃいました。
マッサージには完全なるリラックスを求めて行き、
ストレッチには運動のパフォーマンスを上げるため、
関節の可動域を広げる目的で来られていました。
この方の使い方が、3つの違いをよく表していると思います。
どちらが良いかではなく、そのとき何をしたいかで選んでいらっしゃいました。
では、多少の痛みを伴うのに、なぜストレッチなのか。
筋肉が硬くなると、可動域が狭くなります。
動かせる範囲が狭いので正しい動作ができなくなり、
運動のパフォーマンスが下がります。
さらに、血流が悪くなることで凝りやむくみが出て、
可動域がもっと狭くなることもあります。
閾値(いきち/ここから先は痛いと感じる境目)というものがあります。
多少痛くても、これは少しずつ更新されていきます。
伸ばしたときに痛いと感じるポイントが、後ろにずれていくということです。
そうすると柔軟性が上がり、可動域も広がっていきます。
パフォーマンスを上げたい方には、そのうえでストレッチをおすすめしています。
どれが良い悪いではなく、目的が違うだけです。
ご自分の目的に合うところを選んでいただくのが、一番だと思います。
まずは無理のない範囲でセルフケアから始めてみてください。
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こんなお悩みはありませんか?
身体が硬くなった
動かしたい方向に動かない
スポーツのパフォーマンスを上げたい
どこに行けばいいのか分からない
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